プロ野球西武からポスティングシステムで米大リーグ、パドレスに移籍した牧田和久投手が9日、キャンプに備え、羽田空港から渡米する前に取材に応じ「待ちに待ったという思い。日本を代表して行くのだから恥ずかしくないようにやってくる」と抱負を話した。

 現地時間10日にキャンプ地のアリゾナ州ピオリアに入り、同14日にキャンプインする。チームに早く溶け込むため、大リーガーに人気のソフトキャンディー「ハイチュウ」を数ダース持参。米国でも希少な下手投げの右腕は「アンダーからの球には自信がある。独特のスタイルを(首脳陣に)早く把握してもらいたい。向こうは剛速球投手が多いが、遅いのに何で打てないのという投球を見せたい」と語った。