巨人で臨時コーチを務めた元ヤンキースの松井秀喜氏(43)が13日、海外寝具ブランド「テンピュール」のブランドアドバイザーに就任し、都内で会見を行った。

 巨人からヤンキースに移籍した03年以来、テンピュールの枕などを愛用し、その縁から今回の就任が決定。アスリートにとって良質な睡眠はパフォーマンス向上に不可欠だが、松井氏も「メジャーではデーゲームも多かったですし、欠かせなかったです。遠征のバックにも常に入れていました」と明かし、「(放った本塁打の原動力に)何本かになっているはずです」と話した。

 前日まで、宮崎で行われている巨人キャンプに臨時コーチとして参加。「今回、宮崎で久しぶりにまたジャイアンツを見て、改めて、みんな頑張ってほしいなと思いました」と古巣への思いも明かした。現在、行われている平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)にも触れ「日本人として、みなさんと同じ気持ちで応援してます。4年に1回なんで、それは我々の野球とは大きな違いなので。4年に1回の、そこにすべてを出すというのは大変なことだと思います。そこですべてを出し切れるように応援しております」とエールを送った。