米大リーグ機構は12日、ヤンキース田中将大投手が登板した前日の試合で故意に投球を当てたとしてレッドソックスの救援右腕ケリーに6試合、暴力行為があったとしてヤンキースの内野手オースティンに5試合の出場停止処分を科すと発表した。2人とも異議を申し立てたため、処分は保留される。

 3回にオースティンが二塁へ滑り込んだ際に相手内野手に接触すると、7回にはケリーがオースティンに死球を与え、両軍がグラウンドに入り乱れる騒動となった。