エンゼルス大谷翔平投手(23)が、「2番DH」でスタメン出場し、4打数無安打3三振と、完璧に抑え込まれた。

 アストロズの先発は、2011年サイ・ヤング賞右腕で、今季この試合までにリーグトップとなる防御率1・21の成績を残しているバーランダー。

 1回裏1死走者なしで迎えた第1打席は、フルカウントから内角低めへのスライダーに空振り三振。

 4回裏無死で迎えた第2打席は、1ボール2ストライクから外角低めのチェンジアップを引っかけて、二ゴロに倒れた。

 6回裏2死走者なしで迎えた第3打席は、2ボール2ストライクから、外角高めの速球に空振り三振。

 9回裏無死で迎えた第4打席は、3球で空振り三振を喫した。

 大谷の1試合3三振はメジャーで2回目。

 試合後の大谷は、すがすがしいほどの表情で剛腕バーランダーとの対決を振り返った。

 「やっぱりすばらしい投手だなと、1試合通して、そう感じましたし、トータルしてすごく完成されてる投手だと感じました」

 その一方で、投手としても参考になることも多かったようで、「個人的にはものすごく勉強になりましたし、こういうチャンスがないと気付かないことがあると思うので、すごくいい勉強になったんじゃないかなと思う。これをどうつなげられるかが大事かなと思います」と話した。

 試合は、エンゼルス打線が、バーランダーの前に、5安打完封負けを喫した。