エンゼルス大谷翔平投手(23)が、カナダ・トロントの象徴的建造物の1つ、CNタワーを興味津々に見上げた。

 23日午後7時07分(日本時間24日午前8時07分)開始のブルージェイズ戦には「5番DH」で出場。この日は、晴天で気温も暖かく(午後6時時点で24度)のため、開閉式ドームの屋根が開き、フィールドからはダウンタウンにある高層ビルが見渡せる。

 大谷は打撃練習のためグラウンドに姿を現すと、球場東側にそびえ立つCNタワーを見上げながら、バルブエナらチームメートと談笑。高さ553メートルのタワーに驚いていたような表情を見せた。

 また、通常なら登板3日後に軽めのブルペンに入るが、この日は軽めのキャッチボールと約30メートルの短距離ダッシュで調整。20日(同21日)の登板でメジャーでは最多の110球を投げており、前日22日(同23日)もノースロー。試合後に大谷は「比較的球数が多かったので、特に固定した調整法というのはないですし、その間(登板間)の球数というのも、調整しながらでいいかなと思います」と話していた。中6日で27日(同28日)の登板へ向け、調整期間の球数を抑えて準備を整えていくとみられる。(トロント=斎藤庸裕)