30日、敵地で行われたタイガース戦で今季先発投手では最速となる101・1マイル(約163キロ)をマークしたエンゼルス大谷翔平投手(23)について、タイガースのニコラス・カステヤノス外野手がコメント。大谷の速球に警戒心を示した。

 この日、5回2死二、三塁のピンチで大谷は、ヘイメル・カンデラリオ三塁手に対しカウント2-2からの5球目、101・1マイルの直球で投ゴロに仕留めた。

 同試合で大谷から二塁打2本を打ったカステヤノスは、MLB公式サイトに「非常に驚いた。彼の若さであれだけの武器を持っていて、まだ全てを出し切っていないのが分かる。初回で91マイル(約146キロ)と93マイル(約150キロ)だったのに、突然キャンディー(カンデラリオの愛称)に対して101マイル。つまり、彼はそのような力をポケットに隠し持っているということだ。打者として、それに注意しなければならない」と、述べた。