大リーグのドラフト会議が4日から始まり、ヤンキースが、ドラフト1巡目(全体23位)で両投げ両打ちの捕手兼投手、アンソニー・シーグラー(18=カーターズビル高)を指名した。

 投手では右で145キロ、左で130キロ台後半を投げ、両投げで注目されたベンディティー(ドジャース)と同様に6本指グラブを使う。3歳頃から両腕で投げ始めたシーグラーは「最初は普通のことだと思っていた。11、12歳くらいまでみんな投げられると思っていたよ」と明かした。ただ、捕手としての評価の方が高くヤンキースも捕手で育成する方針だ。