右肘靱帯(じんたい)を損傷したエンゼルス大谷翔平投手(23)が、手術を受ける可能性が高いとの報道をビリー・エプラーGM(42)が否定した。11日、FOXスポーツのケン・ローゼンタール記者が伝えた。

 大谷は6日のロイヤルズ戦で右肘の張りを訴え、8日に故障者リスト入り。7日には「PRP注射」と呼ばれる治療を受けた。3週間後の再検査で今後の方針を決める予定だが、ESPNのペドロ・ゴメス記者が11日朝に、同局の番組内で「私が聞いている限り、現実的には大谷は手術することになるだろう」とコメント。この発言をもとに、複数の米主要メディアが「大谷が手術する見込みになった」と報じた

 それを受け、同GMは「大谷の診断結果に変更はない。我々のチームドクターやメディカルスタッフが手術を進言したり、する可能性があるとも言っていない」と、真っ向から否定。現時点では手術するかどうかは決まっていないと強調した。