エンゼルスのマイク・ソーシア監督(59)が11日(日本時間12日)、過熱する大谷手術報道の沈静化に動いた。

 右肘靱帯(じんたい)の損傷が明らかになった大谷翔平投手(23)について、恐らく手術になり今季と来季は絶望となるだろうとの報道が大々的に報じられる中、同監督がこの日のマリナーズ戦前「球団内で手術の話など出ていない」と否定した。

 大谷は7日にPRP注射を受けるなど治療を開始しており、現在はチームの遠征に同行していないが「大谷の今後のプランは(注射の効果が出る)3~4週間たってから決める」と話し、現在は毎日治療を受けていると説明した。

 同監督はさらにリハビリの過程で医者からのゴーサインが出れば、投手としての復帰よりも先に打者として復帰させる可能性も示唆した。