エンゼルス大谷翔平投手(24)が、メジャー初の代打本塁打、決勝アーチを放った。ドジャース戦、同点の7回先頭に代打で登場。2番手右腕シャーゴワの内角低めツーシームをとらえ、中堅スタンドへ運んだ。前日に自打球を右膝に受け、全力で走れない状態の中で約135メートル飛ばした。5月17日のレイズ戦以来の1発で、チームに勝利をもたらした。

 日本人選手の代打本塁打は昨年8月22日フィリーズ戦のイチロー(マーリンズ)以来で9度目。代打でVアーチは、05年8月3日マーリンズ戦の田口(カージナルス)と前記イチローに次いで3度目だ。なお大谷は日本ハム時代に代打本塁打を4本打っているが、代打で決勝弾は日米通じて初めて。