ヤンキース田中将大投手が5回途中3失点で降板し、8勝目はならなかった。

 6月8日に足を痛めて故障者リスト入りし約1カ月ぶりに登板。2回先頭の5番スクープに左翼へ先制弾を浴びたが、チャレンジの結果、判定はフェンス直撃の二塁打となり命拾い。後続をきっちり抑えて無失点に切り抜けた。しかし、4回2死から安打と四球で一、二塁のピンチを招き、8番リッカードに初球の高めスライダーを三塁線を破る適時打を打たれて2点の先行を許した。その後も失策と四球で2死満塁と攻め立てられたが、2番ジョーンズを空振りの三振に仕留めてピンチを脱した。

 直後の5回表にバードに3ランが飛び出しチームは3-2と逆転。勝利を目指し続投したが、3番マチャドに初球の真ん中のカットボールを左翼席へ同点ソロを食らった。次打者の4番トランボをスプリットで遊直に打ち取ったところで投球数が80球となり降板した。

 投球内容は4回1/3を投げ、6安打3失点2四球5三振1本塁打で、防御率は4・68。3-3で降板したため、勝敗は付かなかった。

 チームは9回に5-6でサヨナラ負けした。