ブレーブスの本格派左腕ニューカムがあと1死まで迫りながら無安打無得点試合の快挙を逃した。ドジャース戦の9回2死走者なしで1番テーラーに投じた134球目の速球がやや甘く入って左前に運ばれ、両手を膝に置いてうなだれた。

 試合後は「ノーヒッターは達成できなかったが(8回まで)ゼロを並べられたので良かった」と落ち着いた様子で話した。8回まで1四球のみと制球も安定し、4-1での勝利の立役者に。メジャー2年目で初めて10勝目を挙げた25歳を、スニトカー監督は「8回まで無安打だっただけで大したものだ」とたたえた。