右上腕と右肘の故障で戦列を離れているカブス・ダルビッシュ有投手が19日(日本時間20日)に傘下のマイナー、1Aサウスベンドでリハビリ登板に臨むことが17日に公表された。

 6月25日のマイナー登板では5回を1失点と好投しながら患部に違和感を覚えるなどしたため「前回よりも試合で投げる期間が空いているので、少し慎重にやっていきたい。本当に痛みが出ず、無事に投げられること」と抱負を話した。

 14日に実戦形式で3回を想定して55球を投げた後は投球練習を行わず、この日も平地で捕手を座らせて14球を投じただけ。リハビリ登板は2、3試合になる見込みで、マドン監督は「一番大事なのは、彼がいい状態でいられること」と前置きした上で「このチームにとって彼の存在は重要だと、キャンプから言い続けている」と変わらぬ期待を口にする。

 今季初勝利を挙げた5月20日以来の復帰を目指すダルビッシュは「最後にメジャーで投げた時よりも、いい投手になって帰ってきたい」と気持ちを込めた。