ヤンキース田中将大投手(29)の5年連続2桁勝利は、またしても先送りとなった。

ホワイトソックス戦に先発し、7回10安打4失点2四死球7奪三振で5敗目(9勝)を喫した。

初回、3者凡退で仕留めるなど、スムーズに滑り出した。

この回、3番ガルシアからこの試合で2個目となる空振り三振を奪い、メジャー通算762奪三振。楽天時代の1238個との合計で、日米通算2000奪三振に到達した。

4回表無死満塁のピンチには、後続を2者連続三振と内野ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。

ところが、2-0とリードした6回表、不運な内野安打2本などで1死満塁となり、2点適時打、犠飛で3点を失い、逆転された。

7回表にも1点を追加され、2-4とリードされて交代した。

球数は98球。防御率は3・97。

田中は7月31日以来、8月は5試合に登板したが、白星に恵まれなかった。

その間、ヤンキース打線の援護は計4点のみ。

ヤンキースの連勝は、「4」でストップした。

試合後、日米通算2000奪三振について「全然、知らなかった。そういう数字を積み重ねてこられているというのは、周りのサポートしてくれている方々のおかげ。家族、こんな体に産んでくれた両親に感謝したいですね」と話した。