エンゼルス大谷翔平投手(24)が7日(日本時間8日)、右肘内側側副靱帯(じんたい)の新たな損傷が判明して以降初めて、心境についてコメントした。ホワイトソックス戦前に取材対応し、今後について「いくつか選択肢があるので、その中の1つを選択して進んでいこうかなという感じ」と話した。

今後、手術を行うかどうかなど具体的なプランについては、遠征先から本拠地エンゼルスタジアムに戻る10日(同11日)以降に、エプラーGMら首脳陣と話し合う予定。現時点では「球団との話し合いはまだしていないので、今はそこまで詳しく、どうするというのは決まってない」と話すにとどめた。

当面は打者として出場を続け、この日も「5番指名打者(DH)」で先発出場する。打者で出場し続けていくことについて「このまま、シーズンをしっかり最後まで、自分らしくプレーしたいと思っています。残り少ないので、1日1日を大事にしながらやっていきたい」と話した。

また、二刀流を続けていく意向が強いかどうかは「僕もそう思っているし、球団もそう思っていると思うので、今のところはその方向で進むつもり。今回はこういうケガをしましたけど、この先、これ以上のケガがもしかしたらあるかもしれないので、どうなるかというのは分からないですけど、1回1回やれることをやりたいと思っている」。

大谷は6月6日(同7日)のロイヤルズ戦後に右肘の張りを訴え、翌日の7日(同8日)に右肘内側側副靱帯(じんたい)の損傷が判明。約3カ月間のリハビリを経て、9月2日(同3日)のアストロズ戦で投手復帰していた。