ダブルヘッダーの第1試合に先発したアストロズのジャスティン・バーランダー投手が、レギュラーシーズンの最終登板試合で6回を3安打、10三振で無失点に抑え、ア・リーグのサイ・ヤング賞候補の一員として好印象を残した。

バーランダーが同賞を獲得すると、自身2回目。メジャー14年目の今季は16勝9敗、防御率2・52を記録。奪った三振数はア・リーグでトップ、さらに自己最多となる290に達した。今季は214投球回を数え、コリー・クルバー投手(インディアンス)に次ぐア・リーグ2位。

ブレーク・スネル投手(レイズ)が21勝5敗、防御率1・89の成績を残しているが、投球回数は190にも届いていない。

バーランダーは「常に200投球回に価値を置き、到達できるよう頑張っている。楽なことではない」とコメント。サイ・ヤング賞の選考について「どのような投票結果になるか、とても興味深い」と述べた。