ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは12日、このオフシーズンに右腕ソニー・グレイ投手(28)を放出する方向でトレードの可能性を探りたいと述べた。MLB公式ウェブサイトが報じた。

ヤンキースは同投手を2017年シーズン中のトレードでアスレチックスから獲得。今季開幕以降、先発した21試合で防御率5・56と苦しみ、シーズン途中から中継ぎに配置変更となっていた。シーズン全体では30試合に登板して11勝9敗、防御率4・90の成績だった。

今ポストシーズンではア・リーグのワイルドカードゲームと地区シリーズのロスターから外れた。今季本拠地ヤンキースタジアムでの防御率が6・98だったのに対してロードでは3・17だった。

キャッシュマンGMはグレイを「とても才能豊かな投手」と評価したうえで、「彼の能力を最大限に発揮できる場所がどこかにあるはず」と述べ、条件が合致すれば他球団でやり直したほうがベストかもしれないと示唆した。