ドジャースはブルワーズに逆転勝ちを収め、対戦成績を1勝1敗とした。1点リードの8回裏。昨季同僚のグランダーソンを仕留めるのが、前田の役目だった。結果は、150キロの速球で右飛。「打たれた瞬間、ヒヤッとしました」。もっとも、ローボール打者にやや高めの速球。リスク回避の頭脳投球で仕事を全うした。

15日(日本時間16日)からは本拠地3連戦。「ホームで3つ勝てるように頑張りたい」。前田は再び敵地に戻るつもりはない。(ミルウォーキー=四竈衛)