ドジャース前田健太投手(30)が、MLBオールスターチームの一員として「2018 日米野球」(11月9日開幕、東京ドームほか)に出場することが29日、発表された。チームへの合流は11月11日の予定。同13日の第4戦はマツダスタジアムで開催され、凱旋(がいせん)登板することが濃厚。実現すれば大リーグ挑戦前の15年10月7日以来のマウンドになる。

ワールドシリーズで敗れ、メジャー3年目を終えた前田は「来年、また先発としてやっていけるように、このオフを大事に過ごしたい」と話しており、疲労回復を図りながら、トレーニングを継続。古巣での登板に備えるつもりだ。日米野球出場は14年以来で、日本代表として13年のWBC、15年プレミア12に出場。東京オリンピックで金メダルを目指す侍ジャパンにとっては格好の相手になる。

また、MLBオールスターチームのベースコーチに巨人OBでヤンキースGM付特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(44)が就任することも決まった。11月8日に巨人と対戦するエキシビションゲームは、原監督の初陣となり「松井コーチVS原監督」が実現する。