日米野球の米選抜チームが7日、東京ドームで練習を行い、ドン・マッティングリー監督(マーリンズ)らが会見を行った。

選手たちは全員そろって午後から約2時間の練習に汗を流した。投手陣はキャッチボールの他に内野との連係練習なども行い、真剣な表情で取り組んだ。

打撃練習では、今季ナ・リーグ新人王の最終候補に入っているブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(20)とナショナルズのフアン・ソト外野手(20)が豪快なスイングで柵越えを連発。特にアクーニャはバックスクリーンや左翼側の看板近くまで大きな当たりを放った。

マッティングリー監督は「我々チームには素晴らしい野手がそろっているので、打線を組むのがラク。ヒデキが我々チーム側にいてくれて心強い」と話した。

ゴールドグラブ賞に9度輝いたベテランのヤディエル・モリーナ捕手(36)は「WBCで日本のチームと戦う経験をしたことがあるので、いかに優れた選手たちがそろっているかというのは知っているつもりですし、彼らとまたここで戦えることを非常に楽しみにしています」と話した。