ダイヤモンドバックス平野佳寿投手(34)が16日、母校の京産大を表敬訪問し、同校初の顕彰者として表彰されることが“内定”した。柿野欽吾理事長が「卒業生顕彰制度の第1号に検討しています」と明かしたもの。スポーツに限らず国内外で活躍し大学の名声を高めた卒業生が対象で、平野は「すごい先輩方がたくさんいらっしゃる。3番目くらいでいいです」と謙遜して笑わせた。

メジャー1年目の昨季は日本投手シーズン最多記録の75試合に登板し、防御率2・44。今季に向けては「同じくらいは出場したい。直球とフォークを磨いて新球種にも挑戦できたら。優勝したことがないので、優勝して報告できるように」と意気込んだ。学生と触れ合う場面もあり、母校からの応援に「恩返ししたい」と感謝した。