右肘故障からの復活を目指すカブスのダルビッシュ有投手(32)が10日(日本時間11日)、米アリゾナ州メサのキャンプ施設でブルペン投球を行った。

1球ごとに球速や回転数を計測しながら、速球のほか、ほぼ全球種を約40球投げ込んだ。

同地入り後、2回目の投球ながら、この日の最速は93マイル(約150キロ)。

「こういうものを見ると自信になります。(この時期に)ブルペンで普通、93はなかなか出ないですから。不安な部分もゼロではないですけど、今年は楽しみな部分もあります」。

カブスへ移籍した昨季は、5月下旬に右肘痛を訴えて戦列を離脱。登板数は8試合に終わった。

カブスのバッテリー組は、12日(同13日)に集合し、翌13日(同14日)にキャンプインする。