エンゼルス大谷翔平投手(24)の打者復帰時期について、ブラッド・オースマス監督(49)が5月ごろを目指していることを明かした。

バッテリー組の集合日となった12日(日本時間13日)、同監督がメディア対応を行い、大谷の復帰について「日にちは分からないが、5月ごろを目指している。ただ、これは全てがうまくいった場合のこと。彼は指名打者であり、先発投手でもある。我々にとって、新しい領域のリハビリとなる。長期的にみて慎重にやっていきたい。(復帰を)遅らせて、また遅らせていかないといけないこともある」と話した。

大谷の打者復帰の見通しについては、同監督が昨年10月下旬の監督就任会見で、「シーズンの3分の1ぐらいの期間(2カ月)で戻ってくることを期待している」と話し、また今年1月31日にはビリー・エプラーGMが、「開幕ではプレーできない」と明言していた。

大谷は13日(同14日)からバッテリー組とともにキャンプインし、投打でリハビリを進めていく予定だ。オースマス監督によれば「素振りを最近、始めた」という。ただ、両手でスイングをしたかどうかについては、「分からない。そうかもしれないけど、確かではない」とした。