エンゼルス大谷翔平投手(24)が、2日連続でブルペンの打席に立ち調整を行った。

27日(日本時間28日)も全体とは別メニューで、室内施設で置きティー打撃を40球、その後、ブルペンで22球、同僚の球筋を確認した。

また、この日はFOXスポーツ・アジアとMLB台湾のクルーが球場を訪問。日本メディアと同様に大谷の動きを随時、取材。囲み取材でも質問を投げかけた。

野球はアジアなら日本、韓国、台湾、西洋圏では北米と南米圏では人気だが、世界的な普及という点では、盛んではない国も多い。野球の国際化について、大谷は「それはもう世界的に、どの国でも普及してくれればうれしいですけど、簡単にできることではないと思う。少しずつなのかなとは思いますし、そのためにできることがあれば。今年も、ヨーロッパで試合がありますけど、そういうのも増えてくれば、もっともっと(世界的に)広がるのかなとは思ってます」と思いを語った。

20年の東京オリンピック(五輪)後、24年のパリ五輪では野球が落選したという現実もある。五輪競技としての野球復活については「見たことがない人が目にするチャンスがあるところだと思う。もちろん、そう簡単にできるようなところではないと思うんですけど、目に留まれば、やってみたいなと思う人も増えるかもしれない。そういう意味では復活して欲しいと思います」と願いを込めた。