エンゼルス大谷翔平投手(24)が、昨年10月に受けた右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(トミー・ジョン手術)後、3度目のキャッチボールを行った。

休養日明けの13日(日本時間14日)、チームとともにウオームアップを行った後、キャッチボールを開始。1度目と2度目は40フィート(約12メートル)までだったが、少し距離が伸び、50フィート(約15メートル)の距離で15球、ウオーミングアップの投球数をあわせて60球、腕を振った。

練習を終え、現在の状態について「終わった後も特に問題なく(練習が)できている。予定通り、投げる方のプログラムも順調に来ているんじゃないかなと思います」と話した。力の入れ具合については「距離が伸びた分、もちろんちょっと力は入りますけど、そんなに変わりはないかなと思います」と軽めの投球は変わらず。水原通訳を相手に、ゆっくりとしたフォームで投げ込んだ。

これまでは投手としての調整と並行して、程度を調節しながらティー打撃も行っていたが、この日は「休み明けっていうのもありますし、投げる方のプログラムを優先的にやった感じ」と話し、打撃練習は行わなかった。

練習後は恒例のサインを行い、グラウンドでは少女たちに囲まれて写真撮影。やや伸びていた髪の毛もスッキリし、さわやかな笑顔を見せていた。