ヤンキース傘下の3Aスクラントンの加藤豪将(ごうすけ)内野手(24)が15日(日本時間16日)、本拠地リーハイバレー戦でユーティリティーぶりを披露した。

6番一塁で先発。試合終盤に二塁へポジションを移し、同点で迎えた延長10回表2死二、三塁には「シフトの逆で嫌な当たりでした」という一、二塁間へのゴロを好守してピンチを防いだ。

打っては4打数無安打に終わったが、8回には左翼フェンス際まで大飛球を放つ場面もあった。

試合は好守を見せた直後の10回裏にサヨナラ勝ち。「すごい試合でしたね」とニッコリ。「打つ方でもいい当たりはあった。1打席目の二塁ゴロにしても、下に打っただけですしね」と納得顔だった。

これで今季の3A成績は10試合出場で33打数8安打、3本塁打、10打点で打率2割4分2厘となった。(スクラントン=佐井陽介)