ホームラン後の挑発行為を発端に、両チームの選手たちがベンチから飛び出す騒動が勃発。最終的に4人が退場処分を受けた。

きっかけは、4回に先制2ランを放ったホワイトソックスのティム・アンダーソン遊撃手がバットを放り投げたこと。アンダーソンは6回の打席でロイヤルズ先発のブラッド・ケラー投手から腰に死球をぶつけられ、これで両軍がベンチとブルペンから飛び出した。

結果的に乱闘には至らなかったものの、当事者のアンダーソンとケラー、さらにホワイトソックスのエドガー・レンテリア監督、ロイヤルズのデール・スベウム・ベンチコーチらが退場を宣告された。

ちなみにアンダーソンは昨年4月の同カードでもホームラン後にバットを放り投げ、その後の守備で二塁走者のサルバトール・ペレス捕手と口論になり、乱闘寸前の事態を招いていた。

だがアンダーソンは「今後も自分らしくあり続けて楽しむ。ファンはショーを見るために球場に来て金を払っているんだ。だったら自分も彼らにそれを提供したほうがいいだろう」とコメント。挑発行為とされるバット投げをやめるつもりがないことを明言している。