メッツの右腕ノア・シンダーガード投手が3回に決勝点を本塁打でたたき出し、投げては9回を4安打無失点、1四球、10三振の内容で完封勝利を収め、メジャーでは36年ぶりの偉業を達成した

スポーツデータの分析会社エリアス・スポーツ・ビューローによると、投手自らが本塁打を放ち、1-0の完封試合を達成したのは1983年6月17日、ドジャースのボブ・ウェルチ以来。メッツの先発投手ではシンダーガードが初となった。

シンダーガードは笑顔で「とてもうまく打てたね」とコメント。ミッキー・キャラウェイ監督は「右腕投手ながら強力な1発がある」と同投手をたたえた。

これが2勝目(3敗)となったシンダーガードは以前、肌寒い気温のなかではボールを握ることが難しいと話していた。この日は青空の下、正午の開始とあって「いい天気のなかで投げることができてよかったよ」と語っている。