エンゼルス大谷翔平投手(25)が、レッドソックス戦に3番DHで出場し、5打数3安打2打点と、2試合連続で今季26回目のマルチ安打、7月30日以来の3安打をマークした。

レッドソックスの先発は右腕キャッシュナー。

1回無死一、二塁の第1打席は、1ボールから96マイル(約155キロ)の内角速球を痛烈なライナーで左前へ運び、チャンスを広げた。

2回2死満塁の第2打席は、初球の外角低めのチェンジアップを中前へ運び、2打点を挙げた。

5回無死走者なしの第3打席は、救援右腕ウォルデンと対戦。カウント1ボール2ストライクから空振り三振に倒れた。

7回1死走者なしの第4打席は、右腕バーンズと対戦。フルカウントから138キロのカーブを左前へはじき返した。

9回1死走者なしの第5打席は、クローザーのワークマンと対戦。カウント1-2から空振り三振に終わった。

打率は2割9分。

試合は、4-4のまま、延長戦に突入。エンゼルスが10回に1点を勝ち越し、連勝した。

試合後の大谷は、3安打について「それぞれ良かったんじゃないかと思います。アウトになった打席も大事にしたいと思っていますし、ヒットになった打席も大事にしたいと思っています」と、淡々と振り返った。