マリナーズ菊池雄星投手(28)が、タイガース戦に先発し、3回1/3を9安打5失点1四球3奪三振で降板した。

菊池にとっては、6月23日以来、8試合ぶりとなる5勝目を期すマウンド。タイガース打線は、1番から9番まで右打者(両打ち1人)をズラリと並べた。

立ち上がりの1回は、ボテボテの内野安打と二塁打で2死二、三塁のピンチを背負ったが、5番ロドリゲスを外角へのチェンジアップで空振り三振に仕留め、無失点でスタートした。

2回は2死から11球粘られて四球を与えたが、3アウトすべてを三ゴロで打ち取った。

マリナーズは3回、2番クロフォードの左前適時打で1点を先制した。

3回は、1死二塁から12年3冠王のカブレラに同点二塁打を浴びたが、後続を抑え、追加点は許さなかった。

マリナーズは4回、シーガー、マーフィーの連続ソロで3-1と再びリードした。

ところが4回、菊池が下位打線につかまった。6番ヒックスにソロ、無死一塁から8番ロジャースに2ランを喫し、3-4と逆転された。さらに1死二、三塁とピンチを招いたところで交代を告げられた。

その後、三塁走者が生還したため、菊池は5失点となった。

球数は81球。防御率は5・56。