ドジャース前田健太投手が毎回の9三振を奪い6回2失点と好投したが、打線の援護なく勝敗は付かなかった。

初回は2三振を奪い快調な立ち上がりだったが、2回に連打を許して1死二、三塁のピンチを招き、内野ゴロの間に先制点を許した。3回からはスライダー、チェンジアップを中心にほぼ完璧に抑え込んだが、6回に3番ゲレロ・ジュニアに真ん中に入ったスライダーを左中間に運ばれる15号ソロを浴びて2点目を失い降板した。投球内容は6回85球を投げ、4安打2失点1四球9三振1本塁打で、防御率は4・13。

打線は8回まで前田が3回に放った左前打だけの1安打に抑え込まれていたが、9回に1死一塁からベリンジャー、シーガーの連続二塁打で同点に追いついて前田の黒星を消し、ヘルナンデスの適時中前打で3-2でサヨナラ勝ちした。