7日に行われたヤンキースとの地区シリーズで3連敗を喫し、ア・リーグ優勝決定シリーズに届かなかったツインズ。しかし、今季レギュラーシーズン101勝61敗、メジャー最多の307本塁打という圧倒的な成績を残した事実は、チームに喜びとプライドを与えている。

今季30本塁打以上を記録した5選手の1人であるミッチ・ガーバー捕手は「本当に多くの思い出がある。このリーグで長期間うまくやれて、とにかく信じられない気分だ。ただ、これはすべてみんなが毎日力を尽くしてきたからこそ。僕らは多くの困難やケガ、多くの選手の不在に耐え、毎日巻き返しに向けて新たな方法を見つけてきたし、新たな選手の台頭もあった」とコメント。チーム一丸となって戦ってきたと胸を張った。

ツインズは2010年以来となるア・リーグ中地区制覇を達成し、球団史上2度目となるシーズン100勝到達を果たした。

ロッコ・バルデリ監督は「今回のこと、われわれが経験したことから多くを得て学ぶつもりだ。選手たち全員もそうしてくれることを望む。来季も、それ以降も、再びこの位置に立てれば」と願いを口にしている。

ツインズはガーバーのほか、マックス・ケプラー外野手、ホルヘ・ポランコ内野手、ルイス・アラエス内野手、救援のタイラー・ダフィー投手が来季もプレーする公算となっており、こうした選手たちをベースに来季もポストシーズン進出の有力候補となるだろう。(AP)