今季新人王発表を11日に控え、MLB公式サイトがナ・リーグはメッツのピート・アロンソ内野手の受賞で決まりだと断言した。

ナ・リーグではマイク・ソロカ投手(ブレーブス)とフェルナンド・タティスJr.内野手(パドレス)も最終候補に残っているが、同サイトは「アロンソがナ・リーグ新人王を受賞するための最高の条件は、彼に不利な条件が一切ないことだ」と明言。ソロカとタティスに敬意を示しつつも「満場一致でアロンソが受賞しなかったら驚きだ。彼が受賞しないようなことがあれば、全米野球記者協会主催の表彰において、史上最高の番狂わせのひとつになるだろう」と言い切った。

同サイトはまた、ア・リーグの新人王については、アストロズのヨルダン・アルバレス外野手が有力との見解を示した。

ア・リーグからはジョン・ミーンズ投手(オリオールズ)とブランドン・ロウ内野手(レイズ)も最終候補に選出されているが、同サイトは「アルバレスと新人王に関する疑問は、それが満場一致かどうかということだけ」とコメント。同リーグでルーキー最多の12勝を挙げるなど活躍したミーンズについては「アルバレスを負かすのに十分かと言えば、おそらくそうではない」とした。ロウについては「開幕から3カ月は彼が新人王をかっさらっていくように思えた」と評価しつつも、ケガで終盤3カ月の大半を欠場したことが痛いと指摘した。