去就についてさまざまな噂が流れるロッキーズのノーラン・アレナド内野手が、23日に沈黙を破って口を開いた。MLB公式サイトが伝えている。

ロッキーズとの契約をあと7年残しているアレナド。契約には全球団へのトレード拒否権と2021年シーズン終了後のオプトアウトの権利が含まれているが、今オフのウィンターミーティング開始とともに、複数の球団がトレードでの同選手獲得の可能性を探り、ロッキーズも打診に耳を傾ける姿勢を示したと言われている。

これを受け、MLB公式サイトは先日、アレナドの獲得を検討する可能性のある球団として、レンジャーズ、ブレーブス、ホワイトソックス、フィリーズ、ドジャース、ブルージェイズを挙げていた。なかでもレンジャーズは、長年同球団で過ごし殿堂入りが確実視されているエイドリアン・ベルトレ氏の後継者にアレナドを据えるというアイデアを非常に気に入っていると報じられている。

しかし渦中のアレナドが発した言葉は「毎年やっているように、準備を整えつつある」というもの。来季に向けてトレーニングを行っていることをシンプルに伝えるにとどまり、外野の騒ぎから距離をおいているようだ。