ブルージェイズは28日(日本時間29日未明)、巨人からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた山口俊投手(32)の獲得を発表した。

2年契約の総額635万ドル(約6億9850万円)で、米メディアなどによると、投球回数が170回に達すれば140万ドル(約1億5400万円)の出来高が付く。先発4~5番手として期待されており、2年後の21年シーズン終了後にはFAになる見込み。同システムでの巨人からのメジャー入りは初で、巨人には譲渡金として127万ドル(約1億4000万円)が支払われる。

交渉期限は、米東部時間の来年1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)だったが、先発補強に積極的なブ軍との交渉がスムーズに進み、年内に決着。米フロリダ州内でメディカルチェックを終えた山口はすでに帰国しており、今後は日本国内で自主トレを続け、メジャー1年目への準備を進めることになりそうだ。