エンゼルス大谷翔平投手(25)が12日(日本時間13日)、メジャー3年目へ向け意気込みを語った。アリゾナ州テンピでキャンプ初日を迎え、キャッチボールや室内での打撃練習など投打で順調にメニューをこなした。練習後の大谷の主な一問一答は以下の通り。

-3年目のシーズンが始まったが、現在のコンディションについて

大谷 まだ1日目なので徐々に上げていけたらいいかなと思っています。

-どんなことを重点的に、体を動かしてきたか

大谷 肘と膝のリハビリ含めてフィジカルメインで、日本にいる時はやっていました。

-今後、ブルペンにも入っていくことになる。8割、9割、10割と全力まで上げていくにあたって、不安なく進んでいけそうか

大谷 不安はなくはないですね。バッターにまだ投げていないですし。バッターが立つか立たないかで出力も変わったりするので。それは全く不安がなくっていうことには、もちろん試合になってからも、ないんじゃないかなと思います。

-エプラーGMが5月中旬の投手復帰と明言。もっと早くか、焦らずいくか、気持ち的には

大谷 ある程度制約があるので、その中でどこの時期に復帰するかによって、どこまでシーズン投げられるのかも変わってくるので。そういった意味合いもあるのかなと思っていますし、与えられたところでしっかりやりたいと思います。

-シーズンオフ、もっとやりたいことがあったかもしれないが、打撃の調整具合はどうか

大谷 メニューとしては例年通りほぼできたかなと思います。去年のシーズン中はあんまりウエートもランニングもそんなにできなかったので、そこも含めたらできることも増えましたし。オフシーズンいろいろやれたのかなと思っているので、満足はしています。

-久しぶりに外でやった練習。去年はいろいろ制限があった。気持ちよくやっていたように見えたが、どういう気持ちか

大谷 気持ちは、特に例年とは変わらないですけど、1年1年、勝負だなとは思っているので。1年目ちょっと投げましたけど、ほぼ僕の中では投げていないに等しいので、もう1回、ローテーションでしっかり回れるように、キャンプからしっかりやりたい。

-トミー・ジョン手術後、直球の球速が上がる選手もいる。どういう感覚を持っているか

大谷 復帰1年目からそんなになることはないかなと思っているので、まだまだリハビリじゃないかなと思っていますし。試合で投げる以上は抑えにいきますけど、そういう(まだまだリハビリだという)心持ちでもいいかなと思っているので、そのバランスがすごく大事かなと思ってます。

-メジャー3年目となり、車を自ら運転していた。自立という感じの年になりそうか

大谷 普通は遅いと思いますけどね(笑い)。手術明けでやることなかったので、とりましたけど。

-世界は変わったか

大谷 何も変わらないです(苦笑)。