新型コロナウイルスの感染拡大を受け、メジャーの開幕が延期されるなか、MLB公式サイトは1シーズンに最も活躍した選手をトーナメント方式の投票対決で決めていく企画を実施。ベスト4には1923年のベーブ・ルース、1927年のルー・ゲーリッグ、1965年のサンディ・コーファックス、1968年のボブ・ギブソンの4人が残った。

全32選手と、投手と打者別に分けられた2つの山の組み合わせはMLB公式サイトのアナリストらによって決められ、1選手が年代別で複数エントリーされないルールで行われた。

日本人選手からは2004年のイチローが唯一ノミネートされたが、1回戦でルースに18%対82%の大差で敗れた。

打者側の準決勝は1920年代のヤンキースをけん引した2人のスーパースター、ルースとゲーリッグが顔合わせ。投手側では60年代の名投手対決となり、メジャー史上2位の単年382奪三振を記録したコーファックス、34試合中28試合で完投し防御率1・12だったギブソンが争う。