レッドソックスのエース、左腕クリス・セール投手が7日、左肘のトミー・ジョン手術を受けてから初めて報道陣に対応し、問題が解決したことへの安堵とリハビリへの決意を示した。MLB公式サイトが伝えている。

昨年8月に初めて肘への違和感を覚えてから、原因を特定し手術に至るまで時間がかかったとあって、セールは「変な話だけど、今の状況を心から喜んでいる。7カ月ほど幽霊を追っているような感じだったからね」とコメント。今後、長いリハビリに臨むことになるが「前よりもいい肘になると思うし、それが前進するための自信になってくれる」と語った。

セールはまた、チームメートで2度のトミー・ジョン手術を受けたネーサン・イオバルディ投手と長時間話したともコメント。「彼から、『リハビリを1年ととらえず、2週間ごとのスパンで見ていくんだ。小さなゴールを定めろ。10カ月とか14-15カ月と考えたら、圧倒されてしまうから』と言われた」と、経験者から有益な助言を得たことも明かした。