エンゼルス大谷翔平投手、ヤンキース田中将大投手ら日本人メジャーリーガーの背番号も「42」に変更となった。

米大リーグは15日(日本時間16日)、黒人選手初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンがデビューした日を記念する「ジャッキー・ロビンソン・デー」を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕を見合わせている中、MLB公式サイトは多くの選手の背番号表示をロビンソンの現役時代の「42」に変更する形で、「人種の壁」を破ったロビンソンの功績に敬意を表した。

この日同サイトの選手紹介のページで、大谷は「Shohei Ohtani #42」、田中は「Masahiro Tanaka #42」と表記された。

ロビンソンは1947年にブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)で内野手としてデビューし、初代新人王に輝いた。現役引退後は黒人の公民権運動にも影響を与え、62年に米国野球殿堂入り。72年に53歳で死去した。

デビュー50周年の97年に全球団で42が永久欠番となり、今では4月15日に全選手が背番号42でプレーする。