球速200キロを超える豪速球を投げたと言われる伝説的なマイナーリーガー、スティーブ・ダルコウスキー氏が新型コロナウイルス感染による持病悪化で現地19日に死去していたことが分かった。80歳だった。

ダルコウスキー氏は制球難のためメジャー昇格こそできなかったが160キロを超えるボールを投げる速球派だったことで知られ、最速は180キロとも200キロとも伝えられている。

メジャーの殿堂入り選手であるテッド・ウィリアムズ氏(元レッドソックス)は引退後の自伝で「自分が見た最速投手」として、1963年の春季キャンプでの打撃練習で対戦したダルコウスキー氏の名前を挙げている。(AP)