元ブルージェイズの監督、ジョン・ギボンズ氏は、データ分析には否定的という評判により、若手選手と良好な関係を築けないと思われているため、監督業に戻れずにいると考えている。トロント・スター紙のグレガー・チズホルム記者が報じている。

このオフシーズン、エンゼルス、カブス、ジャイアンツ、メッツ、パイレーツ、フィリーズ、パドレスとロイヤルズが新監督を探していたが、ギボンズ氏は各球団とインタビューの約束を取り付けることができなかった。

2019年から監督業を離れているギボンズ氏は「各チームが若返りを図っているのは明らか。しかし私への悪評は不当だ。私はアンチデータ分析というわけではない」とコメント。監督時代の発言も現在の状況には役立っていないとしながらも、「答えを出さないといけないときは自分自身で判断する」と強気の姿勢を示した。