レイズが、週明けからフロリダ州セントピーターズバーグの本拠地球場を選手用に開放すると20日(日本時間21日)、地元紙タンパベイ・タイムズ(電子版)が伝えた。

25日(同26日)から使用可能となるが、個人練習を行う選手に限られ、内容もキャッチボールやランニング、有酸素運動などに制限される。マウンドでの投球練習や室内打撃練習、ウエート場、クラブハウスの使用は許可されないが、数週間後に徐々に規制が解かれる見込みだという。

レイズは日本人では筒香嘉智外野手(28)が所属。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3月下旬に日本に帰国して自主トレを続けている。現状、メジャー開幕については、MLBと選手会が協議中。レ軍のキャッシュ監督は14日、開幕の具体的な日程が決まるまで、筒香の再渡米を求めない考えを明らかにした。

フロリダ州は5月13日に州知事がスポーツの再開を歓迎すると表明。19日からはマーリンズが、フロリダ州ジュピターの練習施設をメジャー40人枠の選手に向けて開放した。