新型コロナウイルスの感染拡大による経済的影響を受け、アスレチックスとドジャースが職員の給与削減などの措置を取ることが分かった。

情報筋が26日に明かしたところによると、アスレチックスは来週からプロとアマチュアのスカウト部門、営業部門の職員の一時帰休を開始。ただし、アマチュアのスカウトに関しては、ドラフトが行われる6月10日と11日は勤務の見込みだという。年収6万ドル(約660万円)を超える職員は給与削減となる。健康保険と年金の支払は継続するとのこと。

一方、ドジャースのスポークスマンは複数メディアに対し、年収7万5000ドル以上の職員に限り、15%から35%の給与カットを行うと明かした。球団は「一時帰休や解雇を避け、数百という仕事を守るための措置」だと声明で述べている。(AP)