新型コロナウイルスの感染拡大による春季キャンプ中止から2カ月以上を経て、メッツがフロリダ州ポートセントルーシーの球団キャンプ施設を開放。トレーニングに戻ったウィルソン・ラモス捕手が喜びを口にした。MLB公式サイトが伝えている。

メッツは1日から、春季キャンプ施設を当地にいる選手に向けて開放。安全面については、米大リーグ機構(MLB)や米疾病管理予防センター(CDC)らのガイドラインに従う必要があるが、球団側によればすでに4~6人の選手が同施設でのトレーニングを再開したという。

ラモスもその1人で、ケーブルマシンなどを使って筋トレをする様子をインスタグラムに投稿。「トレーニングに戻れてよかった。これがやりたくて、ずっと待ってたんだ」と、喜びのコメントを添えている。

メッツでは、ヨエニス・セスペデス外野手を含む複数の選手が、キャンプ施設のある地域に自宅を構えている。また、ジェフ・マクニール外野手など数選手が、施設閉鎖後もポートセントルーシーに残っていた。