カブスのダルビッシュ有投手(33)が12日(日本時間13日)、本拠地リグリーフィールドからリモート会見に応じた。

米国全体で、依然として新型コロナウイルスの感染拡大が続く中のキャンプ再開。「子供も小さいですし、今でも心配。いい加減にやっている人がいたら帰るつもりでした」と素直な心境を語る一方で、「球団としてしっかり(対策に)取り組んでくれているので感謝しています」と話した。

実戦登板が少ないままでスタートする60試合のシーズンについては、「すべてが初めてなので手探り。やってみないと分からない」と話した。

また、有力視される開幕投手の話題には、苦笑いを浮かべた。「無難なのはヘンドリックス(30=通算63勝43敗、防御率3・14)だと思うんですけどね、大崩れしないし。僕はちょっとギャンブル性があるので。チームの事を考えたら、ヘンドリックスの方がいいんじゃないかと思いますけど」と、ジョーク交じりにかわして、笑いを誘った。