【アナハイム(米カリフォルニア州)29日(日本時間30日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(26)が、芸術的な今季1号本塁打を放った。「4番DH」で出場したマリナーズ戦の4回無死一、二塁、内角低めの完全なボール球を右中間スタンドまで運んだ。地面から1・21フィート(約36・9センチ)のカーブを拾い上げた3ランは、メジャー移籍後のフェンスオーバーで最も低いボール。まずは打撃で3年目の進化を見せた。

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▼大谷がカウント0ボール2ストライクと追い込まれた3球目を本塁打。日米通算本塁打は89本目(日本48本、米国41本)になるが、このカウントから放ったのは日米を通じて初めて。