ヤンキース田中将大投手(31)が、今季初めて先発し、2回2/3を投げて4安打2失点(自責1)1四球3奪三振の内容で、勝敗は付かなかった。

球数は51球。

立ち上がりの1回、1死から安打を許したものの、落ち着いて後続を打ち取り、無失点で滑り出した。

2回も1死から安打を浴びたが、後続を中飛、空振り三振に仕留めた。

3回は2死一、二塁から4番ボガーツに右中間フェンス直撃の二塁打を浴びて1失点。さらに返球が乱れる間に一塁走者も生還し、2点目を許した。

田中はここでマウンドを降り、5-2とリードした状況で交代した。

4日の練習中に頭部に打球を受けた田中だが、順調に回復。ただ対外試合での登板は、この日が初めてでもあり、球数は50球をメドにされていた。

試合後は、オンライン会見で「今持っているものは出せたと思います。次の登板までは確実に上がっていくと思いますし、1つずつステップを踏んでいけるといいと思います」と、手応えを口にした。

試合は、ヤンキースが快勝して5連勝を飾った。