レイズが序盤のリードを守りきり、2連勝でシリーズ2勝0敗とした。

1回2死一、二塁、5番マーゴーの中越え3ランで先制。直前に二塁アルテューベの一塁への悪送球で広げたチャンスをものにし、序盤で主導権を握った。

先発のベテラン右腕モートンは5回5安打無失点。5回以外は毎回走者を背負いながら、先制弾を放ったマーゴーの好捕や内野の堅実な守備にも助けられ、先発の役目をきっちり果たした。

6回に2番手のフェアバンクスが1失点したが、7回に9番ズニーノのソロ本塁打で貴重な追加点を挙げ、リードを3点に広げた。

ア軍打線に10安打を浴びながら、5投手の継投で2失点に抑え、逃げ切り勝ちで2連勝を飾った。キャッシュ監督は「我々には才能のある選手たちがいる。毎回、同時にその才能が発揮されるわけではないが、今はピッチングとディフェンスでかみ合っている。失策を最小限にして投手を助け、投手陣は素晴らしい投球をしてくれている」と選手のプレーをたたえた。

なお、先発メンバーから外れた筒香嘉智外野手(28)は出場機会がなく、今シリーズ2試合連続で欠場した。