ロッキーズのノーラン・アレナド選手(29)が8年連続でゴールドグラブ賞に輝いたことを受けて、同球団のバド・ブラック監督が祝福のコメントを残している。ロッキーズの地元紙デンバー・ポストが伝えた。

MLBの今季ゴールドグラブ賞受賞者は3日に発表され、ナ・リーグ三塁手部門ではアレナドがメジャーデビューの2013年から8年連続となる受賞を果たした。三塁手としてはスコット・ローレン氏と並んでMLB歴代3位の受賞回数。最多はブルックス・ロビンソン氏の16回となっている。

ブラック監督は、「ノーランは今年、なぜ彼がメジャー最高の三塁手なのかを再び証明した。この8回目のゴールドグラブ賞は、彼のハードワークの賜物(たまもの)であり、ベストを尽くそうという強い思いの表れである」とたたえた。

アレナドは今季48試合に出場したが、7月29日の試合でダイブした際に左肩を痛め、ケガと付き合いながらのシーズンとなった。それでも、データ分析会社の「Baseball Info Solutions」によると、守備防御点は15でメジャートップ。守備機会、ダブルプレー、守備指標で信頼性が高いとされるUZR(アルティメット・ゾーン・レーティング)を含む5項目でナ・リーグ三塁手として最高の数字を残した。