ポスティングシステムを申請した巨人菅野智之投手(31)が8日、大リーグ全30球団との交渉が、米東部時間8日午前8時(日本時間同日午後10時)に解禁されることを前に、自身の思いを語った。

「ポスティングシステムを利用し、来季メジャーリーグでプレーするという選択肢を与えて頂きました。ポスティングシステムでの移籍のチャンスをくださったジャイアンツに感謝しています。ただ、あくまでも来季メジャーリーグでプレーすることが決まったわけではありません。コロナの影響などによっては、来季も巨人でプレーさせて頂く可能性も大いにあります。メジャーでプレーできるかについては、代理人とよく話した上で、コロナの影響や社会情勢などを総合的に考慮し、移籍をするのか、残留するかを決定したいと思います」

交渉期間は30日間で、期限は来年1月7日午後5時(同8日午前7時)。新型コロナウイルスの影響で来季の大リーグは開催方式などが不透明な状況で、巨人残留の選択肢も入れ、交渉に入る。書類の受理を受け、近日中に公の場で取材に応じる。